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お別れの日

突然の報告となりますが、28日15:30頃、ももちゃんが亡くなりました。

この2日間の出来事と、ももちゃんが亡くなった原因、仔うさぎについて学んだこと、ブログを読んで下さった皆様への感謝の気持ちを綴ります。











~27日~




6:00

ケージの入口にサークルを繋げて、いつものようにお散歩をしていました。

盲腸糞をしていましたが、盲腸糞を見るのは初めてではなかったので、そんなに驚くことはなく、この時は気にしていませんでした。

(盲腸糞:柔らかくて、コロコロうんちが何個も繋がった、ブドウの房のような形の糞。うさぎさんに必要な栄養がたっぷり入った糞で、この糞を食べて、胃腸をもう一度通すことで、栄養素を摂取します。盲腸糞は本来、うさぎさんがお尻から直接食べるので、人の目につくことはないです。盲腸糞を食べ残すということは、消化機能の低下や、十分な栄養を摂取しているなど、何か原因があるそうです。)




7:00

いつものコロコロうんちでも、盲腸糞でもない、柔らかいうんちをしていました。

明らかに下痢をしていましたが、元気はありました。

その後も、下痢は続きました。




8:30

『仔うさぎの下痢は、とても危険な状態』と知っていたので、近くの動物病院に、電話をしました。

ももちゃんを病院へ連れて行くのはストレスになると思ったので、便だけを持って行き、検便してもらうようお願いしました。




9:00

病院が開いたので、下痢をした便と、前日にしたコロコロの便を、ラップに包んで持って行きました。

検便してもらった結果、『ジアルジア』という寄生虫がいるとのことで、下痢止めと駆虫剤を混ぜた薬を処方してもらいました。

朝晩、一滴ずす与えるように、とのことでした。

帰ってすぐに、スポイトでお薬を与えましたが、とても嫌がって暴れました。

(ジアルジア:うさぎのジアルジアは常在の寄生虫のひとつです。うさぎがどこか具合がわるいと検便中に検出されます。)




12:00

牧草もたくさん食べ、お水もたくさん飲み、元気はありました。

うんちも、少し形ができてきて、良くなってきている、と思いました。

心細そうにこちらに寄ってきたので、ケージ越しに背中を撫でてあげたら、目を細めてリラックスしていました。

ももちゃんに手を添えたまま、ケージの近くで、私も寝てしまいました。




12:30

ももちゃんが元気に走り回っている夢を見ました。

安心して目を覚ますと、ももちゃんはペットシートに、直径10センチくらい広がる下痢をしていました。

ももちゃんがリラックスできるように、すぐにシートを変えてキレイにしました。

ケージにブランケットをかけて、夜までそっとしておきました。




21:00

いつもは、寒さ対策のため、ケージを寝室へ移動させていましたが、この日はリビングから動かさないようにしました。

ケージに毛布をかけ、暖房はつけたままにしました。

部屋を真っ暗にして、かまわないようにして、私たちもそのまま寝ました。










~28日~




5:00

ももちゃんは昨日の夜と変わらない様子で、体を丸くして、ぼーっとしていました。

お水やごはんは減っておらず、下痢もしていませんでした。

近くにお水を持っていくと、思い出したようにゴクゴク飲みました。




12:00

たまに、お水は飲むものの、ごはんは全く食べませんでした。

うさぎは、常に食べていないと、胃腸の動きが悪くなり、すぐに弱ってしまうそうです。

ネットで調べて流動食を作り、スポイトで与えました。

少しだけ、口に入れることができましたが、とても嫌がったので、口の周りが汚れてしまいました。

下痢でお尻も汚れているので、きれい好きのももちゃんには、お口とお尻が汚れていることが、とても悲しかったと思います。

拭くことも洗うこともできず、体が汚れたももちゃんを見るのは辛かったですが、汚れたままそっとしておきました。




15:00

ケージにもたれかかり、自分で体を支えられないほど衰弱していました。

目もうつろで、かろうじて立っているのがやっとの状態でした。

ももちゃんの背中を撫でながら、声をかけました。




15:20

急にバタッと横たわり、立ち上がることができなくなりました。

必死に立ち上がろうとするももちゃんをなだめて、撫でながら、声をかけ続けました。




15:30

体を沿って、必死に息を吸っていました。

数分間、本当に苦しそうに、一生懸命に呼吸をしていました。

ももちゃんの体を撫でながら『よく頑張ったね』と声をかけていました。

そのうち、息絶えて、ももちゃんは亡くなってしまいました。




しばらくして、ぬるま湯で、お尻とお口を洗い流しました。

ドライヤーをかけてブラッシングし、ももちゃんの体はキレイになりました。

いつもの、ふわふわで可愛いももちゃんでした。














【原因】

ももちゃんが亡くなってしまった原因は、環境のストレスにより、下痢を引き起こしたことでした。

ストレスとは、私が、来て間もないももちゃんに、かまいすぎたこと、遊ばせすぎたこと、などです。

私から見たももちゃんは、『お散歩が大好きで、元気に走る、ジャンプする、嬉しそうに寄ってくる、撫でるとリラックスする、ごはんもたくさん食べて、どんどん成長している』でしたが、

うさぎさんは、自然界では捕食の対象なので、体調が悪くても『元気なフリ』をする習性があるそうです。

ももちゃんも、本当は体調が悪いのを隠していたと思います。

そのことに気づかず、元気に育っていると勘違いして、無理をさせてしまったことが、ストレスの原因だったと思います。

いくら元気で嬉しそうでも、『迎えてしばらくは、そっとしておく』を、きちんと守るべきでした。

私が勉強不足のまま、生後間もないももちゃんを迎え入れたことで、このような結果になってしまいました。

小さなももちゃんと、お腹を痛めて産んでくれた、ももちゃんのお母さんに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。










【仔うさぎについて】

仔うさぎは、とにかくストレスに弱いです。

生後一カ月程度で、お母さんから引き離された仔うさぎは、免疫力が低く、突然死してしまうことがあるそうです。

お家に迎えるなら、生後三カ月、せめて二カ月は経った仔うさぎが安心です。

ブリーダーさんや、うさぎ専門店から迎える仔うさぎは、心身共によく育っているようです。

ももちゃんは、生後一カ月で、ペットショップの中でも特に小さい仔うさぎでした。

生後間もない仔うさぎを迎えてすぐに亡くなってしまった方の経験談を、ネットでいくつか読んでいましたが、

自分は気をつけているつもりだったし、『ももちゃんは大丈夫』と思っていました。

仔うさぎを育てる立場として、もう少し、身近に感じるべきだったと思います。










【ブログを読んで下さった皆様へ】

短い間でしたが、ももちゃんの成長を共に見守っていただき、本当にありがとうございました。

可愛いももちゃんを、このブログで見て、『すごくかわいいね』、『ももちゃんを見に行きたい』と連絡をくれた友達も、何人かいました。

離れていても、ブログを通して、たくさんの人からの愛情を受け取り、ももちゃんも、とても嬉しかったと思います。

このような結果になってしまいましたが、たくさんの人を笑顔にしたももちゃんが、天国でも元気いっぱい過ごすことを、祈ってもらえると嬉しいです。

ももちゃんは今、近くのペット霊園で、預かっていただいています。

優しく丁寧なスタッフの方ばかりなので、ももちゃんも安心していると思います。

ももちゃんに似合う、可愛くて明るい色のお花と、大好きな牧草やごはんに囲まれて、真っ白で素敵なカゴに入れてもらっています。

一週間以内には、他のお友達と一緒に、合同で火葬していただく予定です。

ももちゃんのブログ更新は、この記事で最後となりますが、可愛いももちゃんの成長記録は残しておこうと思います。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
















ももちゃんが安心して天国へ行けるように、泣くのも後悔するのも、これで最後にします。

短い間だったけど、ももちゃんと過ごせたこの2週間は、私たちにとって宝物です。

大好きなももちゃん、我が家に来てくれて本当にありがとう。

また、どこかで会おうね♡




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